中村・米大教授といえば、日亜化学は出願を減らしたか。 【日々是知財】

出願は減ってはいますが、どこの会社も同じようなもの。

LED小型化

読売新聞 2012年7月24日 東京夕刊4版4面より
中村米カルフォルニア大サンタバーバラ教授らのチームが高出力の面発光レーザー技術の開発に世界で初めて成功。
ここにも青色レーザーで培った技術が使われたようです。
基礎技術の応用範囲の広さの一端ですね。
中村修二教授と言えば、日亜化学工業と職務発明の報償金額をめぐり訴訟になったことで有名ですが、当時日亜化学工業では「特許出願しない」という方針を出したことを覚えています。
2004年6月ころですね。 (slashdot
実際の結果を出願日で検索してみました。 (IPDL調べ)
2011年 20件
2010年 98件
2009年 118件
2008年 92件
2007年 162件
2006年 188件
2005年 114件
2004年 164件
2003年 161件
2002年 144件
2001年 157件
2000年 102件
これを見ると、直後の2005年は減っているようですが、その後はあまり減ったという結果にはなっていません。
(2011年出願分は、まだ公開されていないため検索されません。)
(また、近年の出願の減りは景気低迷によるところが大きいでしょう。)
やはり、痛い思いをしても特許出願は重要だということでしょう。

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