雑誌「発明」が図書館から消えている。 【日々是知財】

発明誌

月刊誌「発明 THE INVENTION 」2012年8月号

発明の世界では、古くからある権威的な雑誌 もともとは発明推進協会(元発明協会)の会員向けなのかもしれないが、一般書店でも購入できる。
「にっぽんのモノづくりと知財部を応援する」というキャッチフレーズが表紙に印刷されている。
知的財産立国宣言をしている日本。 

知的財産で世界を席巻する勢いをつけてほしいものだが、月刊誌「発明」が自分の行く図書館から消えていて気になった。

ひとつは、JR浦和駅前のパルコに入っている浦和中央図書館。

とても綺麗で広く利用しやすい図書館だ。
ここで、今年の4月くらいから配本停止になっている。

もう一つは、先日行った千代田区立日比谷図書文化館(旧東京都立日比谷図書館)

しばらく休館していて、区立になって民間が入り綺麗になったのはとても良いのだが、雑誌棚に「発明」が見つからない。 

弁理士会の「パテント」や、工業所有権情報・研修館の「特許研究」はあるのだけれど。
発明(知的財産)に関する一般向けの雑誌は皆無と言って良く、唯一「発明」が、その役割を担うと思っていただけに残念だ。
図書館から消えているのは、予算の関係だと思う。 

なぜなら書棚には空きがあるからだ。
一般への発明啓蒙のためにも、大きな図書館には、無償配本できないものだろうかと考えてしまう。

通産省別館に特許関係の研修に行ったとき、垣間見た一般職員用の書棚に多数の「発明」誌が置かれていた光景が脳裏に浮かびます。

▼戻る index ▲次へ      行政書士 矢澤清志

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