「希望の党」は、小池さんが自分で商標出願したそうです。

唐突とも思える衆院解散報道に驚いていたのですが、突然に小池都知事が新党の代表になると言うニュース。 そして「希望の党」と命名。

小池都知事自身が、「商標登録しました。」とテレビで発言していました。

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小池都知事 TBS「ニュース23」で生出演。2017年9月25日テレビ映像を撮影
「以前から非常に拘っていた党名でありまして、商標登録も自分でやってきました。」

商標登録は、最近特に認識度が高まっていると思います。
オリンピックのロゴマークなどでは、全世界向けに商標の調査が行われたと言います。
全区分、全世界となると調査だけでも相当な費用がかかると思います。

日本の、まして政党名だけであれば商標も取得しやすいのかもしれません。
しかし登録されているのでしょうか。調べてみました。すると小池都知事は丁度都議選で大勝した月(注1)に商標登録出願(注2)していたことがわかりました。果たして今を予想していたのでしょうか。

商標は、商品またはサービスに対する登録です。細かく区分分けされています。
では、政党は商品でしょうか。 残念ながら政党は区分にありません。
商標公報を見ますと、3つの区分に渡って登録されています。( 商品及び役務の区分並びに指定商品又は指定役務は、たくさんあるので略しています。正確には公報を見てください。)

16 印刷物,紙製のぼり,紙製旗,・・・・略
41 技芸・スポーツ又は知識の教授,政治・経済・・・・・略
42 政治・経済・地方行政・地方自治・・・・略・・・情報の提供・・・研究

商標は、出願の早いもの順に登録されます。 すでに誰かが商品で使っていても、出願できます。さまざまな商品やサービスに使える登録商標は、強力な知的財産です。大いに利用したいものです。


注1:【東京都議選2017】小池氏支持勢力が79議席…自民は惨敗23議席 2017年07月03日 読売オンライン http://archive.is/hk1pG

注2:「都民ファーストの会」「希望の塾」「希望の党」が同時に出願され登録されています。

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出願人検索「小池百合子」で3件ヒット
特許情報プラットフォームより。

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登録番号    第5977657号
登録日    平成29年(2017)9月1日


注3:商標登録出願業務の代理人は、弁理士(特許事務所)です。

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