火星探査機着陸成功で着陸時を想像すると 【日々是知財】

6日午後2時ころ、火星に初めて米国NASAの火星探査車キュリオシティ(マーズ・サイエンス・ラボラトリ)が着陸に成功したという。

送られてくる写真は、これから分析されるのだろう。
どこまで伝えられるかは、今までの例からすると期待できない。
それは、宇宙人の存在などの憶測を呼んでロマンあふれるものになる。

着陸の技術が面白い。
火星探査
ワシントンタイムス COMMUNITIES Aug.5,2012より 
この探査車は、小型車ほどの重量があるため、火星の引力、大気を考えるとパラシュートでは無理があり、逆噴射装置からロープで吊り下げる方式を採ったという。
また愛称を全米の児童・学生から募集し、12歳の少女の提案した「Curiosity 」 (キュリオシティ、好奇心)が採用されたという。

子供の夢を壊さぬためにも成功してよかったと思う。

ところで、この車(ローバー)を下ろしたあと、逆噴射装置はどうなるのだろうと気になっていたのだが、着陸後ロープ等を爆破切断して、別の場所に落下するのだそうだ。 ウイキペディア マーズ・サイエンス・ラボラトリー
まあそうでしょうね。
帰還は考えていないわけですから。
日本の特許公報を探すと、火星着陸に使えるロケットエンジンがあったりしますので、そのうち日本も火星を目指すかもしれません。

特開平05-340308 ロケットエンジン噴射器 IPDLより図面を引用

行政書士 矢澤清志

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