20才から30才代の男性200人に、よくわからないカタカナ語を聞いたとする記事に興味がゆきました。
いつもカタカナ語や英略語には注目しているからです。
それによると、以下のようだそうです。
1位 サステナビリティ
2位 オーソライズ
2位 フィジビリティ
4位 アセット
4位 オルタナティブ
6位 ハレーション
7位 バジェット
7位 アライアンス
9位 ダイバーシティ
10位 スキーム
11位 ステークホルダー
12位 コミットメント
13位 コンセンサス
13位 ベネフィット
15位 リソース
R25「正直わからない…カタカナ語1位は」より
ほとんど英語をカタカナ読みしているだけですね。
自分的には、フィジビリティとバジェットがよくわかりません。
カタカナ言葉の使用は昔から外来語として取り入れていたし、日本語に限らず中国語でも同じような使い方があったりで、特異なことではないと思います。
各国言語には、他国の言い回しがそのまま入っていることは普通でしょう。
ただ、カタカナ語で違和感を覚えるのは、ちゃんとした日本語があるのに、わざわざカタカナ語にしているという点でしょう。
政治家などは言葉の使い方で辞任にまで至ることがありますので、慎重になるのはわかります。
ですから言い逃れができるように、マニュフェスト、スキーム、アジェンダなどと、カタカナ語を多用するのでしょう。
カタカナ語には日本語と少し範囲が違う場合がありますから、突っ込まれても「私はそういう意味で使ったのではありません」などと言い訳できますし。
会議などで使うのは、ちょっと高度なことを言っていると自慢したいのでしょうか。 簡単にjぐyk理解されると、反論されたり下に見られるかもしれないと思うからかもしれません。 この問題に関してはコンセンサスが取れていますので・・などと逃げたくなります。
技術者や医者などの専門家は、通常つかっている言葉(専門用語)がでてしまうのでしょう。 これは仕方ないですね。
まあ、いずれにせよわからないカタカナ語は、「わかりません」「どういう意味ですか」という質問をすればよいでしょう。
それにより会話がはずみ、理解が進むわけですから。
わからないことに対するアンケート自体も、質問ですから。
そうすると、「あー みんなわからないんだ。」という気づきになります。
こういうことは、物事をもう少しはっきりさせましょう。という風潮の現れなのかもしれません。
曖昧を美徳とした日本人気質にも、少しずつ変化があるようです。