家庭用品を使った実験:磁気誘導でランプを付ける。(電動歯ブラシの充電器) |
我が家の電動歯ブラシは、スタンドに立てるだけで充電される。 しかも電極(電気の出入り口)が無い。 これは、水分がかかっても問題無いようにとの配慮だろう。 ブラウン オーラルB すみずみクリーン D12013NE(1台) /ブラウン オーラルBシリーズ/(歯ブラシ) 充電器には、突起部があり、電動歯ブラシを立てるのには都合の良い形状をしている。 どうやって電気を送っているのか。 実験で確かめてみる。 2m位の長さのエナメル線(ホルマル線)を適当に巻いてコイル状にし、豆電球を半田付けする。 それを、充電器の突起に置くと、豆電球が点灯する。 非接触給電の実験成功である。 プラスティックの突起から眼に見えないエネルギーが出ていて、電線を置くだけで取り出せるのだ。 いわゆる電磁誘導の原理を利用しているわけだ。 それにしても結構効率が良さそうだ。 どんなエネルギーが発せられているのかを波形観測装置(オシロスコープ)で見てみよう。 プローブの先端を、一周させてみると、発生している信号を読み取ることができる。 周波数が22.26[KHz](キロヘルツ)の正弦波だ。 この辺りの周波数を使うと、効率が良いのだろう。 コイルを共振させれば、さらに効率が良いだろう。 それを整流して、直流にすれば電池を充電させられるわけだ。 2010.01.25 |
|
注目の技術:>遠隔給電 |
|
>ホーム |
All Rights Reserved, Copyright c Yazawa Kiyoshi 2010 |