キッチンタイマーは、料理のゆで時間等を決める際にとても便利に使うことができます。
以下は、表示がおかしくなったキッチンタイマーの修理過程です。
キッチンタイマーは、単純(シンプル)な構成(構造)ですので、他のキッチンタイマーの修理も同様に行えるかと思います。
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表示が変です。
(TANITA ぴよぴよタイマー100分計 (ひよこ) 5365)
数字の0(ゼロ)がL(エル)のようになっています。
また、ピヨピヨという音も、ヒーヒーと小さくなっています。
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電池が消耗したのだろうと、換え(交換し)ても直りません。
よく見ると、電池(LR44)の液漏れで腐食した形跡があります。
おそらく内部に液体(電解液)が侵入(浸透)したものと思われます。
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キッチンタイマーは安くなっているので、買い換えれば良いのですが。
原因がわかっているので、直せそうです。
家族に「すごいね」と言ってもらえるチャンスです。
さっそく分解です。
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ネジを4本外せば、裏蓋(うらぶた)が取れます。
スピーカ(発音体)にはリード(引き出し)線があるので、切らないように気をつけます。
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見たところ大きな腐食は無いので、 内部の基板(緑色の板)をさらに外します。 |
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小さな液晶表示(窓)の部品が見えてきました。
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この液晶表示部(ディスプレー)を取る(乗っているだけ)と、電極が見えてきました。
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この電極の一番左の部分に腐食がありました。
表面は金メッキ(きんめっき)されていて、腐食には強いのですが、周りから銅の部分を腐食させ、緑青(ろくしょう)が発生しています。
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緑青部分をドライバーの先で削り取ります。
無理な力を加えると、電極ごと壊れて(取れて)しまうので、軽く行います。
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仕上げには、アルコールを染(し)みこませた綿棒を使って拭き取ります。
(綿を残さないよう、最後に粘着テープを当てて埃(ほこり)を取り去ります。)
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基板の反対側の電極(ゼブラゴム、カーボンゴム様整列電極)もアルコールで清掃します。 |
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十分に清掃したら、分解の逆の過程で組上げます。
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組み上げたキッチンタイマーは、表示が鮮明になったと同時に、作動音がうるさいくらいになりました。
長らく電池を交換しなかったため、弱い音のまま使用していたことが電池の液漏れの原因と言えます。
音が小さくなってきたら、電池を交換しましょう。
2009.09.17
(行政書士による著作物存在確認、 タイムスタンプ付与代行) |