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 家庭用品修理例: TV(テレビ)からの異音 
 2008.05月ころ、居間のテレビが突然異音を発するようになった。
 ビーとが、ジャリジャリーといった音で、後ろの方から聞こえてくる。

 例えると、デスクトップパソコンの空冷ファンにゴミが入ったときのような音だ。

 テレビの音量を上げれば気にならない程度なのだが、ときどき大きく感ずる。
 気になると精神衛生上良くない。

 最初はスピーカから出ているのかと思ったが、音量を絞っても変化が無い。
異音を発するテレビ 25インチのブラウン管式で、もう10年以上使っているかもしれない。
 最近のテレビは、薄型で高精細になっている。

 現在の遺物のようなテレビは買い換えれば良いのだが、地デジやIPテレビなど、新たな規格が次々と出てくる上に、毎年高品質、省電力、低価格になるのだからと延び延びになっている。

 とりあえず、臭いを確かめたが、異臭は無い。
 ということは放電による音では無いということだ。
 危険性は少なそうだ。
裏蓋 重いので、修理は大変と、ほうっておいたが、異音は消えるどころか大きくなってきたので、ついに決心して裏蓋を開ける。

大きいので置き場に困る。
裏蓋を外す マグネットを発見 開けて電源を入れてみたら、原因をすぐに発見。

 (高圧に注意)

ブラウン管の偏向コイル周辺に異物(赤矢印)があったのだ。

形から磁石のようだ。

カタカタと振動している。
マグネットが付いていた部分 フェライトマグネットと比較のペン この磁石は、画像補整用のフェライトマグネットのようで、もとの収まり場所もすぐに判明。

接着剤が劣化したようだ。

もっとも、これが落ちた状態でも映像状態は良好であったので、あえて戻さず。
 撤去して修理完了とした。
  
 (2008.06.24)
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