001 |
002 |
003 |
骨が折れた部分は、外から見るとふくらんで(とがって)います。 001 このまま何度か開閉すれば、骨が分離します。 002
折れそうな骨が2箇所あります。 003
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005 |
006 |
008 |
修理に使う傘骨は、ヤスリで傷を付ける( 005)と、簡単に折れてくれます。 006
その後、ドライバーやプライヤを使って溝を広げます。 008
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009 |
011 |
020 |
次に溝を広げた金具を、傘の折れた骨( 009)に当てて、プライヤ(ペンチ)で覆(おお)うようにつぶしてゆきます。( 011) 意外に綺麗な仕上がりです。 強度も十分です。 020
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012 |
013 |
014 |
もう一箇所の骨折れ修理には、別の修理材料を使ってみました。
壊れた100円傘(使い捨てビニール傘)です。 012
骨組みを結ぶ2箇所のねじった針金をほどくだけで、バラバラになります。 013
ここから、使えそうな部分を取り出します。 014
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015 |
016 |
017 |
直そうとする部分は、傘骨が完全に分離してしまいました。 015
取り出した部品 014は、溝が広がっていたので、広げる必要はないものの、修理部分を覆って曲げられるほどの幅(溝の高さ)がありません。
そこで、つぶさずに針金で巻くことにしました。 016 手元にあった太めのステンレス線ですが、もう少し細くても良いと思います。
最初に溝に針金の一端を通してから巻いて行き、巻き終わりに、最初に溝に通した端部と結ぶことで、出っ張り(突起)の無い巻きができました。 017
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019 |
022 |
021 |
修理後は、これも意外に綺麗です。 019 折れていた骨は差し込んだだけの状態であり、抜けるおそれがあるので、エポキシ接着剤 022で固めておきます。
最終的な修理状態です。 021
壊れた傘の金具を使えば、どんな傘でも修理できそうな気がします。
慣れてくれば3段折れや、ジャンプ傘など複雑な傘も直せるかもしれません。
単純な修理でも工夫できる余地があれば、楽しい工作のようなものです。
2011.09.24PDF
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